「大量廃棄社会 アパレルとコンビニの不都合な真実」を読んでみた

アパレル業界の「低コスト」「大量生産」が新興国の低賃金労働者によって支えられている、という問題提起から始まります。その一つにベトナムが挙げられていたので、興味を持って読んでみました。

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感想(1件)

綿密な取材でアパレルとコンビニ業界の構造的な問題が浮き彫りにされているので、社会問題を扱ったノンフィクションが好きな方にはお薦めです。

「ファストファッションの流行」→「服のコモディティ化」→「差別化しずらくなった服の価格競争」→「安価な労働力を求めて、生産拠点を新興国に移す」

僕の仕事にも共通点があるなあ、と思って読んでました。システム開発も「人件費の安さ」や「豊富な労働人口」を求めて、ベトナムに行き着いたという経緯があります。ただ最近では、やはり安売り競争には限界があり、他のメリットを打ち出さないと生き残れないだろうと感じています。それが「日本にはないスピード感」だったりするのですが、いろいろ引っくるめて「生産現場の見える化」が僕の役目だと思ってます。

「大量廃棄」に関するいろんな事例が載っているので、きっと皆さんの生活や仕事を振り返るヒントにもなるかなと思います。(恵方巻ブームも…)

話は変わりますが、今日は一日中、家にいてベトナム語会話などやってました。

昼飯をたくさん食べると眠くなるので、これくらいで丁度いいです。

それでは、また。

投稿者: Mikame Kosuke

I'm a web engineer living in Hanoi Vietnam.

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