正月に日本の実家とLINEで会話してました。
先日僕が忘年会でライギョを食べたことを話すと、日本でも最近「パンガシウス」というベトナム産の川魚が売られていることを母から聞きました。
海産物に恵まれた日本が、わざわざ外国の川魚を輸入?
川魚は寄生虫がいるので、よく火を通す必要もあり、生食を好む日本ではあまりニーズはないのでは?
いろいろ疑問が湧いたので調べてみたら面白かったです。
1.仕掛け人はイオングループ (コストコでも売られている)
2.ちゃんと認定された養殖場から調達している
3.消費されすぎて絶滅危惧種となったウナギの代替として

うちの母親も買ってるようなので一般家庭にも浸透してきてる様子。(すみません、数字周りの情報調べるのが面倒になりました)
ただ、ネットの情報だと、まだ「謎の魚」みたいな紹介されてて、日本に定着するにはもう少しかかりそう。
それにしても、もう少しうまいマーケティングもありそうな気がします。
「パンガシウス」という名前が日本人受けしなさそうだし…
江戸時代に平賀源内がウナギの売上UPのために「土用の丑の日」と紐づけて習慣化させたように、何かもう一工夫あるといいのに、と思いました。(平賀さんも、まさかウナギが売れ過ぎる世の中なんて想像できなかったことでしょう)

ベトナム産の川魚を日本に輸出する。
理由は「水産資源の枯渇を回避する」
よく考えたら僕の仕事とも似てる。
ベトナムのITエンジニアにソフトウェア、アプリケーションの開発を依頼する。
理由は「少子化と人口減による、日本国内のエンジニアの枯渇を回避する」

パンガシウスと同様、まだまだ、日本から海外(ベトナム)に仕事を依頼するということに、抵抗感を示す人もいます。
「オフショア開発は安かろう、悪かろう」みたいな印象を払拭するべく、今年は「品質第一」を掲げていく予定です。
そんなわけで、謎の魚「パンガシウス」に急に親しみを感じた新年でした。
それでは、また。